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ボツリヌス菌

ボツリヌス菌とは、土壌や海、湖などの自然界に広く存在する細菌である。ボツリヌス菌には、筋肉を動かす際に脳から放出される神経伝達物質(アセチルコリン)を阻害して、筋肉の収縮を弱める作用があるため、医療現場では眼瞼痙攣や顔面神経麻痺などの治療に使用されている。また、表情筋を動かすことによりできる眉間や額のシワに微量のボツリヌス菌を注入することで、筋肉がゆるみ、シワの改善に非常に効果的である。

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