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夏の紫外線が顔のたるみの原因に?

2016.08.01
紫外線を浴びるとメラニンが生成されシミをつくったり、肌にダメージを与えてシワになったりすることは知られています。しかし、顔のたるみを引き起こす要因になっていることはあまり知られていません。
もちろん、老化、ホルモンバランスの崩れ、表情の癖なども顔のたるみの原因ですが、それだけではないのです。

紫外線の種類とその影響

紫外線にはA波、B波、そしてC波の3種類があります。

◆UV-A(紫外線A波)
最も波長が長い紫外線で、窓ガラスを通過するため、曇りの日や室内にも降り注ぎます。肌の真皮内に存在する、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを変性させ、シワやたるみなど、肌の老化を促します。

◆UV-B(紫外線B波)
UV-Aよりも皮膚への刺激が強く、サンバーンと呼ばれる皮膚の炎症を起こす原因になります。UV-Bはシミ・そばかすだけでなく、真皮内のコラーゲンを破壊する酵素を増やすことでシワやたるみの原因になります。

◆UV-C(紫外線C波)
一番波長が短く有害な紫外線です。通常はオゾン層に吸収されるため、地表にはほとんど届きませんが、オゾン層の破壊などで地上にも降り注ぐようになり、身体への影響が心配されています。

紫外線による活性酸素がたるみを促すワケ

紫外線が顔をたるませる要因は、活性酸素です。
紫外線を浴びることで、体の中にある酸素は活性酸素になります。
活性酸素は、本来体内の異物や細菌を分解する大切な物質ですが、紫外線などにより、多く発生しすぎることで正常な細胞にもダメージを与えてしまいます。
肌の奥には肌のハリを保つ働きがあるコラーゲンや真皮でコラーゲンと結びついて伸縮し肌に弾力をもたらすエラスチンがあります。
紫外線を浴びると、そのコラーゲンやエラスチンの力を弱めてしまい、さらには肌にあるバリア機能を低下させ、それがシワやたるみなどの肌トラブルを引き起こすのです。
いかがでしたか?
紫外線対策は、あらゆる意味で重要だとお分かりになったのではないでしょうか?

クリニックでは、顔のたるみのための様々な治療を提案しています。
ヒアルロン酸注入だけでなく、最先端の医療機器を用いることで、皮膚層の奥の筋層にまで超音波を届け、よりたるみに効果的な治療ができます。
経験豊富な女性医師が予防からアフターケアまでしっかりと見てくれるので、安心です。

この暑い夏、しっかりと紫外線対策をして、顔のたるみを予防しましょう!
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