【皮膚科医が解説】埋没毛の原因と正しい対処方法～医療レーザー脱毛で埋没毛を根本的に解消｜医療脱毛なら東京・渋谷区恵比寿の美容皮膚科 広尾プライム皮膚科

埋没毛の原因と正しい対処方法～医療レーザー脱毛で埋没毛を根本的に解消

繰り返す自己処理が原因で皮膚の下に毛が埋もれる「埋没毛」が生じるケースがあります。肌の見た目が悪くなる上に、炎症を起こすと痛みが生じるなど嫌な存在ですよね。

そこで今回は埋没毛ができる原因～解決策まで皮膚科医の視点から詳しく解説します。

• 埋没毛ができる原因
• 簡単にできる埋没毛への対処法
• 埋没毛の予防法

埋没毛の根本的な解消方法についてもお話するので、ぜひお付き合いくださいね。

埋没毛とは？

埋没毛とは埋もれ毛とも呼ばれるように、ムダ毛が皮膚の下で埋もれたまま成長した状態。毛根がある場所なら全身どこにでも生えます。

しかし生えると言っても実際には皮膚の中に埋もれているので、皮膚表面には出てきません。長かったり、短かったり、くるくるしていたりと様々な状態で皮膚の下に埋もれています。

埋没毛は放置でも問題ない

埋没毛があったとしても健康上なにも問題ありません。時間はかかりますが肌のターンオーバーとともに自然と治るため、治療の対象にならないケースがほとんどです。

しかし埋没毛が原因で炎症が起きた場合には皮膚科などで治療が受けられます。

とくに埋没毛のできやすいワキや陰部（Vライン）はアポクリン線と呼ばれる汗腺が多い部位。このアポクリン腺から出る汗は脂質やたんぱく質が多く、細菌の栄養になりやすいため炎症を起こしやすいです。

炎症を起こすと毛穴に膿が溜まり、痛みが生じる毛嚢炎（もうのうえん）を引き起こすケースもあります。そのため健康上は何も問題なくても、実際は埋没毛を見つけたら早めの対処が必要になるのです。

埋没毛ができる原因

埋没毛ができる原因のほとんどは自己処理による肌ダメージです。

カミソリや毛抜きで自己処理する際に皮膚が傷つくと、ムダ毛の出口がカサブタで覆われてしまったり角質化してしまったりします。

すると出口の塞がれたムダ毛は皮膚の下で丸まってしまうため埋没毛になるのです。

またカミソリで剃るとムダ毛は先端が鋭利に尖ります。この鋭利な毛の先端が毛穴ではない皮膚に貫通し、そのまま皮膚の外に出ることなく埋没毛となる場合もあります。

埋没毛は絶対に抜いてはいけない

埋没毛は見た目にも皮膚の下に毛があるのがわかるため、毛抜きで抜いてしまいたくなりますが絶対にしてはいけません。

毛抜きで抜くと新たな傷ができ、次に同じ毛穴から生えてくる毛もまた埋没毛となる「埋没毛を繰り返す無限ループ」に陥ってしまうからです。

また何度も毛抜きで抜くと、積み重なった肌ダメージが原因で色素沈着を起こす可能性もあります。

そのため埋没毛は抜くのではなく、次で紹介するお手入れ方法でケアしてくださいね。

埋没毛への対処法

自宅で簡単にできる埋没毛のお手入れ方法を紹介します。

1. スクラブで優しくマッサージ
2. 肌をしっかり保湿する
3. 肌のターンオーバーを整える

埋没毛対策1.スクラブで優しくマッサージ

埋没毛は無理に抜いたりせず、スクラブなどのピーリング作用のあるスキンケアで、古い角質を除去しながら自然に改善するのを待ちましょう。

強くこすり過ぎると肌に負担をかけるので、無理にこすらないようにします。

またピーリングもやりすぎは逆効果。お手入れ頻度は週に1度程度にとどめてくださいね。

埋没毛対策2.肌をしっかり保湿

埋没毛は厚くなった角質によって毛穴の出口が塞がれて生まれます。

そのため保湿ケアで角質を柔らかくすれば、自然とムダ毛が出てこられるようになるのでしっかり保湿ケアしましょう。

特に尿素配合の保湿クリームには角質を柔らかくする効果があります。皮膚科でも処方してもらえますがドラッグストアなどでも気軽に購入できますよ。

埋没毛対策3.肌のターンオーバーを整える

ターンオーバーとは肌が生まれ変わる周期。このターンオーバーが乱れると古い角質が自然にはがれず、皮膚にとどまり埋没毛の原因にもなります。

ターンオーバーが乱れる原因は主に生活習慣の乱れによるものです。

• ストレス
• 睡眠不足
• 寝不足
• 喫煙…etc.

少し生活週間に気をつけるだけで改善できるので、心がけてみてくださいね。

埋没毛の予防方法

埋没毛を予防するには「自己処理をやめる」これが1番の予防方法になります。

日頃のケアで埋没毛が自然と治ったとしても、自己処理を続けている限り埋没毛は高確率で再発するからです。

しかし現実的にはムダ毛処理しないまま生活を送るのは無理がありますよね。

そこでオススメしたいのが自己処理の必要が無くなる永久脱毛です。

医療レーザー脱毛なら埋没毛を予防できます

埋没毛を予防するには、永久脱毛するのが1番ですが1つ注意点があります。

それは脱毛サロンのエステ光脱毛と、脱毛クリニックの医療レーザー脱毛は全く別物である点。

永久効果のある医療脱毛と違って、エステ光脱毛には一時的な抑毛効果しかないのでムダ毛が再生します。
（参考：医療レーザー脱毛とエステ光脱毛の違い）

そうなると再び自己処理をしなくてはならず、埋没毛が再発する可能性があるからです。

埋没毛を根本的に予防するなら、永久脱毛効果が認められてる医療レーザー脱毛をぜひご検討くださいませ。