ヒアルロン酸
【ヒアルロン酸】多糖類のひとつ。
皮膚,臍帯(さいたい),関節液などに多くみられ、主に動物体内の器官を結合する組織の細胞間物質に重要な役目(保湿・弾性・コラーゲン線維間の充填など)を果たす成分。
関節軟骨部分では、タンパク質と結合し、摩擦などから軟骨を守り、機能を維持するための役割を果たしている。
また、優れた保水力を持つという特長もある。
このような性質から、関節炎などの治療薬や化粧品の保湿成分、美容医療分野では、皮下に注入することよる若返り治療(皺を目立たせなくする)などに利用されている。
若返りのための皮下注入に用いるヒアルロン酸としては、スウェーデンのQ-MED社製がよく知られている。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−<関連情報>−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.コラーゲン
タンパク質のひとつで、動物の結合組織の細胞間物質の主成分。
線維(繊維)性に富み、皮、靱帯、腱、軟骨、骨などを構成する。
コラーゲンは、年齢とともに、生成されにくくなり、それに伴い、水分保持に重要なヒアルロン酸との結合力も低下するとされている。
2.注射
薬液を押し出すためのシリンジと言われる注射筒と、押し出した薬液を体内に差し込むための針から成る注射器を用いて、薬液を注入すること。
ヒアルロン酸の皮下注入は、注射によって行う
。
ヒアルロン酸は、注入する部位、目的によって、異なる種類(分子の大きさが異なる)が使い分けられる。
3.スーパーヒアルロン酸
化粧品分野では、保水力が2倍あるタイプのヒアルロン酸のことを、スーパーヒアルロン酸と称して商品展開が行われている。
一部の美容クリニックでは、ハイドロジェルなどのヒアルロン酸以外の物質を混合注入する施術に対して、吸収されない(効果が持続する)という意味で、スーパーヒアルロン酸と称した治療メニューを展開している。
施術後の経過データが少ないことを理由に、クリニックによって、賛否が別れている。
4.鼻
ヒアルロン酸注入治療のなかでも、最もよく行われる部位のひとつ。ヒアルロン酸の注入によりはっきりとした鼻筋にする。
鼻以外にも、ヒアルロン酸注入の対象箇所としては、- 目の下・・・・目の下のふくらみをふっくらさせる
- 唇・・・・流行のぽってりした唇にする
- アゴ・・・・アゴ先を尖らせる
5.プチ整形
ある一定時間(大半は、6ヶ月程度)で、自然に元通りになる美容整形手術。
効果を維持するには、一定の間隔で、施術を行う必要がある。
主にヒアルロン酸やボックスを注入する施術を指す。
